Discover it every day and am absorbed every day.
NEON O'CLOCK WORKS(ネオン・オクロック・ワークス)による展覧会、
KRAGENEIDECHSE(カーゲンアイデクセ)。
幻想文学、人形、暗黒舞踏、チェコアニメ、テクノポップ、SM、現代美術など、
幅広いジャンルにわたって先端文化を紹介する雑誌『夜想』主催の展覧会です。
それだけに、なかなかコアなファンも沢山いらっしゃるようです。
会場が浅草橋と言うことで、初めてこの土地へ足を踏み入れました。
地図を見ながら歩くこと数分……わ、分からない……
目的地周辺をぐるぐる徘徊し、やっと見つけたのが1枚の鉄の扉でした。
あまりにもひっそりとたたずみすぎていて、どうやら通り過ぎていたようです。
2Fのカフェ&ショップでチケットを購入後、扉の中へいざ潜入。
外観からも想像できますが、入った瞬間、ひんやりとした空気がありました。
コンクリートの壁に、年季が入って黒光りした木の床。照明は部屋中央下部にある白熱電球のみ。
閉ざされた小空間の壁に飾られた、ボックスアートの数々。オブジェ。
スクリーンに映る、古ぼけたフィルムのような荒さの、コラージュされたような映像作品。
中央に配置された白熱電球によって自分の影が多きく壁に映りこみ、
それさえも作品の一部のようでした。
こんな世界観が好きな人にとっては、たまらない空間でしょうね。
かく言う私も、その人種の1人です。ゆっくり椅子に座って目を閉じていたいと思いました。
「 コルセットという<美しい下着>を<破壊的な器具>
として捉えたときに浮かび上がってくる世界。
それは、圧迫された身体の悲鳴に耳を傾けた者だけが見ることのできる
”KRAGENEIDECHSE”と呼ばれる実験舞台。 」
2Fのカフェ&ショップではボックス作品の展示・販売もあり。
三浦悦子の人形作品も常時展示・販売しているようなので、
こちらだけでも行った価値がありました。
>>NEON O'CLOCK WORKS 『KRAGENEIDECHSE』
会期:2007年4月27日(金)~2007年5月20日(日)
会場:1F Galleria Yaso nacht(ナハト)
住所:東京都台東区柳橋2・18・11 parabolica bis(パラボリカ・ビス)
時間:15:00~20:00 (土・日 12:00~19:00 )水曜休館
入場料:800円
>ステュディオ・パラボリカ
>NEON O'CLOCK WORKS
PR
この記事にコメントする